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「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」印刷時の「所得金額調整控除申告書」欄の出力に関するご連絡

公開日:2020-10-27

すでにご案内しているとおり「令和2年分 年末調整対応プログラム」については
10月23日(金)よりダウンロード開始、OMSSの契約内容が「配送サービスあり」のお客様には、
10月29日(木)より順次発送予定です。

※「法定調書奉行 令和2年分 年末調整対応プログラム」提供日程等の詳細はこちら

■はじめに

 「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整
 控除申告書」の印刷における、「所得金額調整控除申告書」欄の印字に関して仕様変更した
 更新プログラムを提供します。

■プログラムの仕様変更内容

 従来(令和2年分 年末調整対応プログラム)
  「所得金額調整控除申告書」欄には、以下のいずれかの条件に該当する場合、
  該当者の情報を必ず印字しています。

  ・本人、配偶者、扶養親族のいずれかが特別障害者(障害者区分が「2:特別障害者」)
  ・扶養親族の年齢が23歳未満

  ※年末調整計算前のため、収入金額が850万円を超えるかはチェックしません。

 変更後(今回の更新プログラムの適用後)
  「所得金額調整控除申告書」欄には何も印字しないようになります。
  ※該当する(所得金額調整控除を受ける)従業員には、必ず記入していただく必要があります。

 【仕様変更の背景
  年末調整の対象となる給与の収入金額が850万円以下の場合は、所得金額調整控除は
  受けられないため、「所得金額調整控除申告書」欄に記載する必要はありませんが、
  『法定調書奉行』では、前述の条件に該当する場合は必ず印字されます。

  ※年末調整計算で収入金額が850万円以下の場合は所得金額調整控除額は0円で計算
   されるため、記載されていても問題ありません。

  従来の仕様では収入金額に関わらず出力されますが、記載の必要がないのではないか等、
  従業員の方に疑問を生じさせてしまう場合があるため、一律印字しないように仕様変更
  しました。

■更新プログラムについて

 更新プログラムの適用の必要性
  「所得金額調整控除申告書」欄を従業員に記入して提出してもらう運用をするお客様
  更新プログラムをセットアップしてください。

 更新プログラム
  今回公開する更新プログラムは、下記の「年末調整対応版プログラム」に対応したプログラム
  となります。
   ・法定調書奉行i11/V ERP11 Ver.4.02
   ・法定調書奉行i10/V ERP10 Ver.3.22
   ・法定調書奉行i8 /V ERP8   Ver.2.70

  今回の更新プログラムを利用するためには、先に「年末調整対応プログラム」を
  セットアップしてから、更新プログラムをセットアップしていただく必要があります。

  更新プログラムは 10月28日(水)から、以下よりダウンロードできます。
  必要なお客様は更新プログラムをダウンロードし、セットアップをお願いします。

  ○OBC Netサービス
   マイページの[プログラムダウンロード]欄からご確認ください。

  ○奉行iメニュー
   年末調整処理サポートサイト右上の[通常の奉行iメニューはこちら]ボタンをクリックし、
   [サポート]ページの[プログラムダウンロード]メニューからご確認ください。

  ※『法定調書奉行』がセットアップされているコンピュータがインターネットに接続されていない
   環境でも、他にインターネットに接続されている環境があれば、ダウンロード可能です。
  ※奉行11および奉行10シリーズの「自動アップデート」はありません。