■「1:打刻がない事由の場合にみなす時刻として使用する」に設定している場合
→申請の打刻が優先されます。
■「2:初期表示する時刻として使用する」に設定している場合
●時刻が初期表示された状態で[タイムカード入力]メニューで登録をしていない
ときに申請・承認がされた場合
→申請の打刻が優先されます。
●時刻が初期表示された状態で[タイムカード入力]メニューで登録をした後に
申請・承認がされた場合
→[導入処理]-[勤怠管理クラウド運用設定]-[勤怠届出書設定]メニューの
各申請書の設定によって動きが異なります。
「打刻申請書」
・[届出書事由設定]の「時刻の上書き」が「0:許可しない」の場合
→申請の打刻は反映しません。
・[届出書事由設定]の「時刻の上書き」が「1:許可する(警告あり)」
もしくは「2:許可する(警告なし)」の場合
→申請の打刻が優先されます。
「直行・直帰申請書」「出張申請書」「遅延申請書」「遅刻・早退・外出申請書」
「残業申請書」「休日出勤申請書」
・[勤怠届出書事由設定]の「時刻登録区分」が「0:登録しない」の場合
→申請の打刻は反映されません。
・[勤怠届出書事由設定]の「時刻登録区分」が「1:登録する」の場合
→申請の打刻が優先されます。
【注意】
「2:初期表示する時刻として使用する」に設定しているとき、
以下の例のように初期表示された時刻が消えてしまうケースがあります。
例)
みなし時刻を「2:初期表示する時刻として使用する」で設定しているときに
残業申請(退勤時刻が書き込まれる)をした場合
みなし時刻の設定を「2:初期表示する時刻として使用する」に設定すると、
[タイムカード入力]入力メニューでは以下のような状態になっています。
上記状態の時に『勤怠管理クラウド』で残業申請をします。
残業申請が承認された後の[タイムカード入力]メニューの画面を確認すると
申請された退勤時刻が優先され、出勤のみなし時刻も表示されなくなります。
もし、出勤のみなし時刻を残しておきたい場合は申請書を承認する前に
[タイムカード入力]メニューの画面で該当社員を表示して、F12[登録]キーを
押してデータを登録してください。
【参考:みなし時刻とは?】
[導入処理]-[勤務体系登録]-[勤務体系登録]メニューの
[その他時間等]ページで設定します。
直行・直帰・出張など、打刻がない事由の場合に、出勤したと
みなす時刻を設定するには、
「1:打刻がない事由の場合にみなす時刻として使用する」を
選択します。
事由に関わらず、決まった時刻を初期表示させたい場合には、
「2:初期表示する時刻として使用する」を選択します。
それぞれの設定例や運用イメージは関連FAQ
「みなし時刻の設定例/直行直帰や出張の日は打刻をしなくても出勤時間が
集計されるようにしたい」をご確認ください。