スペシャル・コラム
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人が採れない本当の理由 その1
会社名:株式会社ビジャスト
投稿者名:代表取締役社長 西野 裕
人が採れない理由の一部とインターネット広告の必要性
 
人が採れない理由の一部とインターネット広告の必要性
−コラムニストの紹介 西野裕―
■ 経営コンサルティング会社を経て、米国最古のアウトプレースメント会社、チャレンジャーグレイクリスマス鞄本法人前代表取締役社長後、2003年8月、株式会社ビジャスト設立。代表取締役就任。「明るい雇用の流動化」を標榜し、採用・教育・転出に、斬新なシステムと経験に裏打ちされたノウハウの融合による新しいスタイルのコンサルティングを提供。設立3期で各年平均300%の成長を遂げる人材業界の異端児。 業界を先駆けた新しい試みを次々と打ち出し、メディア登場回数多数。最近の出版書籍には「人が採れない本当の理由(幻冬舎)」がある。


皆様こんにちは。
株式会社ビジャストの代表を務めております西野裕でございます。本日よりご縁いただきまして、OBC Netサービスのコラムにて駄文を失礼させていただきます。

当社は「ぴったりや=Bejust」を標榜しておりまして、「人と企業のぴったり」創出を生業にさせていただいております。
これまでにさまざまな企業における人の「入りと出」を実体験させていただいた拙い経験上ですが、「企業と人の関わり方」について仔細ではありますが、ご一緒に考えていく一助になれば光栄です。

大変な時代になってまいりました。急激に人が採れなくなってきております。
実はここ7,8年、多くの企業が忘れかけていたことがあります。それは「事業の存続」には人が必要であるということです。皆様ご存知の通り、ブームのようにリストラの嵐が吹き荒れ、どちらかというと「事業の存続」には「人」が不要であるといった発想のほうが優位だったかもしれません。

でも多くの企業は考えていました。
「今は景況が悪いので、採用を手控えているだけ、採りにかかれば何時でも取れる。こんな時代だから働きたい人はたくさんいるはず・・・」

しかし・・・
ここ1年で企業における採用事情は大きく変化してまいりました。
企業の採用意欲は一気に活発化し、広告出稿も前年比30%近く増えています。同時に一気に増えてきた声が、
「人材がいない・・・」
「採用ができない」

何故か「採れないんだ」という企業の声が大変多くなってきております。「最近の若者はほんとに・・・」などと若者の特性変化のせいにしていても何も問題解決にはなりません。他責で解決できる時代ではありません。
さて、本当に現状をお感じになっていますか?
「企業は人」などといいながら、この大変な状況に対してどれだけ真剣に取り組んでいらっしゃいますでしょうか。


なぜ、人材採用に至らないのか?
本日はその原因の一部をご紹介させて頂きます。

事例@:実際の求職者カウンセリング例

求職者:「先日、ハローワークさんで良さそうな仕事を見つけました」
カウンセラー:「その会社は受けられたんですか?」
求職者:「いえ」
カウンセラー:「どうして?」
求職者:「いい会社だと思って、自宅に帰ってインターネットで調べたのですが、HPもなければ、インターネット求人も行っていないので受けるのやめました」
カウンセラー:「・・・・・・・」

上記のようなやりとりは日常茶飯事で起こっています。

事例A:大手(安定)志向になって来ている求職者

景気の後押しを受け、大手から中小まで雇用環境が改善傾向にあり、大幅な採用意欲向上へと繋がっている中、従業員1,000人未満の企業における求人倍率は2000年以降上昇しており、2006年度には2.77倍にまで達しました。つまり、1,000人未満の企業では、3名の募集に対して1名しか採用できない危機的状況になっております。
中小企業が短期のスポット広告だけで人材確保を行いづらい状況になって来ております。

事例B:中途採用の増加

中途採用はここ1年で30%増加し、求人広告件数も昨年比で20%の増加です。
広告を出しても「採れないからまた出す」という傾向も見受けられます。
短期間スポットでの広告以外にも、長期間広告を出せるツールが必要です。


以上の事例からも、
転職を考えているマーケットの方々に対し、いろいろな手法で「長期間」、「継続的」に企業の情報を発信し続けていく事は非常に重要となってきております。
しかしながら、実際に、長期間、企業の情報を広告出稿するにも莫大な費用がかかるのが現実です。

採用の1つの切り口として、OBC人材サービスが提供する「ドリームエントリー」は、「長期間」、「ローコスト」で掲載可能な、中途採用支援サービスとしてご紹介させて頂いております。


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