マニュアルのご用意はありません。
設定が必要なメニューの操作説明に設定例等ございますので、ご確認ください。
当FAQは設定の概要となりますので、設定方法が不明な場合は、
弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
※お問い合わせの際は、就業規則をお手元に準備いただくとスムーズです。
【必要な設定】
①マスターの整備
以下のマスターを整備します。
■[導入処理]-[勤務体系登録]-[勤務体系登録]メニュー
「勤務種別」が「2:フレックス」の勤務体系を作成します。
※【労働時間】など、その他の項目については、F1[操作説明]キーを押して、
ヘルプを表示し、「設定例」ページの「通常勤務の設定例3(6:00~19:00が
フレックスで、10:00~15:00までがコアタイムの場合など)」をご確認ください。
■[導入処理]-[時間外労働清算規則登録]-[時間外労働清算規則登録]メニュー
清算区分が「1:フレックスタイム制」の規則を作成します。
[基本]ページでは、清算期間と所定内労働時間に含める時間項目を設定します。
[清算方法]ページでは、清算先の項目と清算方法を設定します。
※設定例は、F1[操作説明]キーを押して、ヘルプを表示し、
「設定例」ページの「フレックスタイム例の設定例」をご確認ください。
■[導入処理]-[時間外労働清算規則登録]-[フレックスタイム制所定労働時間登録]メニュー
月ごとの所定労働時間を設定します。
②社員情報に紐づける
①で登録した[時間外労働清算規則登録]メニューの設定を、[社員情報登録]メニューの
[就業]ページの「時間外労働清算規則」に紐づけます。
『給与奉行』と連携している場合は、以下の設定も必要になります。
③『給与奉行』の項目に、超過労働時間と不足労働時間を紐づける
『給与奉行』の[給与賞与]-[勤怠データ受入]-[勤怠データ直接受入設定]メニューで、
超過労働時間(清算先勤怠時間に設定した時間項目)と、不足労働時間を
『給与奉行』の時間項目に紐づけます。
※不足労働時間は「就業奉行」の[その他]ページで、計算項目種類に「フレックス」を選択すると選択できます。
【必要な業務】
①日々の勤務データを入力する
勤務体系の設定に応じて、日々の打刻データなどを元に勤務時間が自動計算されます。
[勤怠処理]-[勤務データ入力]-[タイムカード入力]メニューで過不足時間を確認できます。
※[タイムカード入力 - 条件設定]画面の[項目選択]ページで、「フレックス清算情報を
表示する」にチェックを付けて確認します。
※『勤怠管理クラウド』をご利用の場合は、社員は[勤務実績照会]メニューから過不足時間
(所定労働時間と現在の労働時間の差分の時間)を確認できます。
②清算情報を確認し、その月の勤怠を締める
[勤怠処理]-[勤怠締処理]-[勤怠締処理]メニューを実行すると、フレックスタイム制の清算が行われます。
事前に設定した規則を元に、所定労働時間を超える時間と、法定労働時間を超える時間が
[時間外労働清算規則登録]メニューの[清算方法]ページで、清算先勤怠時間に設定した時間項目に
自動で計上されます。
社員ごとの詳細な清算内容については、[勤怠締処理]画面のF7[清算情報]キーから確認できます。
【参考】
『給与奉行』と連携している場合は、勤怠データを転送する際に[選択項目]ページで、
超過労働時間(清算先勤怠時間に設定した時間項目)と不足労働時間を
選択済項目に含めて、転送してください。