消費税の会計処理(経理方式)の設定が誤っている可能性があります。
以下のメニューから、設定を確認します。
1.[導入処理] - [会計期間設定] - [会計期間選択]メニューで、前期の会計期間を選択します。
2.[導入処理] - [会計期間設定] - [会計期間設定]メニューを開きます。
3.[基本設定]ページの経理方式を確認します。
・税抜経理方式
・税込経理方式
正しい経理方式になっていない場合には、訂正して登録します。
4.[決算処理] - [期末処理] - [期末残高繰越]メニューを再度実行し、残高を翌期へ
繰り越します。
5.残高が正しく繰り越されたか、合計残高試算表などで確認します。
※経理方式を訂正した場合には、翌期の経理方式も確認します。
(会計期間ごとに設定します。)
【参考】~どちらの経理方式かわからない場合~
税抜経理方式と税込税理方式のどちらを選んでよいかわからない場合には、
「消費税の精算仕訳」の内容で判断できます。
●税抜経理方式の場合
<仕訳例>
仮受消費税 15,000 / 仮払消費税 10,000
/ 未払消費税 5,000
●税込経理方式の場合
<仕訳例>
租税公課 5,000 / 未払消費税 5,000
※経理方式とは、普段の仕訳伝票の登録で、税抜・税込金額のどちらで入力しているか
ではありません。