以下のように、事前設定と仕訳登録時での処理、帳票出力時の処理が必要です。
●事前に、「整理仕訳」の管理方法を設定します。
1.[導入処理]-[会計期間設定]-[会計期間設定]メニューを起動します。
2.[伝票設定]ページの [整理仕訳の管理方法] 設定を、「日常仕訳と区別する」に
変更します。
3.[整理仕訳の登録]で、「年度末に登録」「中間決算と年度末に登録」
「四半期決算ごとに登録」「月次で登録」のうち、いつ整理仕訳を登録するのかを
設定して、登録します。
●仕訳伝票入力メニューで、「整理仕訳」を指定します。
1.伝票日付を入力して、伝票日付入力欄の状態から[F7:整理区分]ボタンを
クリックします。
2.入力した伝票日付に応じて、「日常仕訳」以外に「整理仕訳」「振戻仕訳」が
選択できますので、区別したい整理仕訳の区分を選択します。
3.その他、仕訳伝票の入力に関する基本操作は、「日常仕訳」と全く同じです。
※「整理仕訳」と「振戻仕訳」の違い
例えば、会計期首が4月の場合、中間決算用の整理仕訳は9月に入力します。
つまり、9月の伝票日付が入力されている状態で、「整理仕訳」が選択できます。
続いて、中間決算の仕訳を振り戻す仕訳は、10月に入力します。
つまり、10月の伝票日付が入力されている状態で、「振戻仕訳」が選択できます。
●各種帳票メニューで、「整理仕訳」を区別した集計をします。
帳票メニューで、集計期間を選択することにより、「整理仕訳」や「振戻仕訳」を
含めた集計ができます。
例えば、会計期首が4月の場合、4月~9月までと中間整理月の仕訳を全て含めた
集計をするには、期首振戻仕訳~9月整理仕訳までの期間で集計します。
※「整理仕訳」や「振戻仕訳」だけを除外して集計したい場合は、
[整理仕訳の集計条件] で、「振戻仕訳・整理仕訳を集計しない」に
チェックを入れて集計します。