勤務体系(その他事由などのマスター)を変更した場合、
変更した後に出勤した勤務から、その設定が反映されます。
すでに出勤打刻や事由がある勤務に対しては、
出勤時間などの勤務時間が意図せず変更されることを防止するため、
自動的に反映されないようになっております。
そのため、すでに出勤打刻や事由がある勤務に対して反映させる場合は、
再計算をおこないます。
就業奉行と勤怠管理クラウドで操作手順が異なりますので、
該当する手順をご確認ください。
【操作手順】
◆就業奉行で操作する場合◆
1.[勤怠処理]-[勤務データ入力]-[タイムカード入力]メニューを開いて、
[タイムカード入力画面 - パターン選択]で普段使っているパターンを選択し
[OK]ボタンをクリックします。
2.[タイムカード入力 - 条件設定]画面で該当月を選択し、
[OK]ボタンをクリックします。
3.変更した勤務体系を使用している社員を呼び出し、F9[再計算]キーを押します。
4.変更した勤務体系が設定されている日付にチェックを付け、F2[実行]キーを押します。
※すべての日付に一括でチェックをつける場合は、
F9[再計算]キーを押すと、F7[全選択]キーが表示されるので、
F7[全選択]キーを押してすべての日付にチェックが入ったことを確認し、
F2[実行]キーを押して再計算をかけます。
※再計算の確認画面(ポップアップメッセージ)が表示されます。
詳しくは【注意】をご確認ください。
5.再計算されているか確認します。
確認して、変更した勤務体系の設定が反映されていれば
F12[登録]キーを押して登録します。
◆勤怠管理クラウドで操作する場合◆
1.勤怠管理クラウドにログインし、[勤怠処理]-[タイムカード入力]を開いて、
[タイムカード入力画面 - パターン選択]で普段使っているパターンを選択し
[画面]ボタンをクリックします。
2.変更した勤務体系を使用している社員を呼び出し、画面右上にある
[再計算]ボタンをクリックします。
3.変更した勤務体系が設定されている日付にチェックを付け、
[実行]ボタンをクリックします。
※すべての日付に一括でチェックをつける場合は[全選択]ボタンをクリックしすべての
日付にチェックが入ったことを確認し、F2[実行]キーを押して再計算をかけます。
※再計算の確認画面(ポップアップメッセージ)が表示されます。
詳しくは【注意】をご確認ください。
4.再計算されているか確認します。
確認して、変更した勤務体系の設定が反映されていれば
F12[登録]キーを押して登録します。
【注意】
再計算を実行する前にポップアップでメッセージが表示されます。
通常は以下の画面撮りのように
・「勤務スケジュールを反映する」はチェックを付けない
・「修正した勤務時間を除いて再計算する」にチェックを付ける
状態で再計算をおこないます。
↓就業奉行↓
↓勤怠管理クラウド↓
特殊ケースは以下に記載のそれぞれの設定の説明を見て再計算を行ってください。
■「勤務スケジュールを反映する」
[勤務スケジュール登録]メニューで設定されている勤務体系や事由などを反映して
再計算したい場合にチェックを付けます。
※タイムカード入力画面でスケジュール登録されていた勤務体系から
変更している場合、チェックを付けて再計算をすると、
スケジュールの勤務体系が反映されてしまうのでご注意ください。
■(「勤務スケジュールの空白も含める」)
[勤務スケジュール登録]メニューの勤務体系や事由が登録されていない
「空白」の状態を反映させたい場合はチェックを付けます。
例)タイムカード入力画面で[スケジュール登録]メニューでは勤務体系や事由が
「空白」だった日付に勤務体系や事由を手入力して登録している場合、
チェックを付けて再計算をすると、
スケジュールと同じ「空白」の状態に戻ります。
上記の例のように、「空白」の状態に戻るケースがあるため、
誤ってチェックをつけないようにご注意ください。
■「修正した勤務時間を除いて再計算する」
出勤時間や残業時間などの勤務時間を修正している場合、
チェックを付けることで修正した勤務時間を除いて再計算をします。
【補足】
・上記説明では[タイムカード入力]メニューで説明していますが、
[日別勤務データ入力]メニュー、[社員別勤務データ入力]メニューでも
手順は同じです。