考えられる可能性は4つあります。
以下の4点を確認してください。
1.データの修正ができない勤務体系に修正したい時間項目が設定されているかどうか
を確認します。
勤務体系に設定されていない時間項目はタイムカード入力画面上で入力することが
できないため、勤務体系に設定します。
【問題】
「100:正社員勤務」を[勤務体系登録]メニューで開き、設定を確認し、
「所定内残業時間」という項目が設定されていない場合は項目を追加する
必要があります。
【対処方法】
1.[導入処理]-[勤務体系登録]-[勤務体系登録]メニューを開きます。
2.データを入力したい項目(今回の例では「所定内残業時間」なので「残業時間」
に追加)を勤務体系に設定します。
またそれに伴い時間帯の設定や時間数の設定が必要であれば設定してください。
設定が完了したらF12[登録]キーを押して登録します。
上記作業により、[タイムカード入力]メニューの画面で入力できるようになるかを
確認してください。
2.タイムカード(勤務データ)入力画面で「確認」の
チェックが入っているか確認します。
チェックが入っている場合はそのチェックをはずすことでデータを
修正できるようになります。
【補足】
以下の操作をすると「確認」チェックがつき、データの修正ができなくなります。
・[勤怠締処理]メニューで該当月の締処理をおこなう。
・タイムカード(勤務データ)入力画面で「確認」のチェックをつける。
「確認」のチェックをはずしたまま登録しても、
再度[勤怠締処理]メニューで締処理をしますと「確認」のチェックがつきます。
【参考】
「確認」のチェックを一括ではずす(つける)方法
オレンジ色の「確認」項目にカーソルを合わせると、以下のように該当項目も
チェックボックスに変わります。
→
このオレンジ色の「確認」項目でチェックをはずす(つける)と、一括で
他の日付のチェックもはずす(つける)ことができます。
3.「勤怠締処理後の修正」ができる設定になっているか確認します。
[導入処理]-[運用設定]-[会社運用設定]メニューの[処理設定]ページの
「勤怠締処理後の修正」を確認します。
「0:許可しない」になっていて、データの修正をおこないたい勤怠処理月が
勤怠締処理済だった場合はデータの修正ができません。
勤怠締処理をしたあともデータの修正をできるようにしたい場合は
「1:許可する」に変更し、F12[登録]キーをおしてください。
4.[メニュー権限登録]メニューで「入力」の権限があるか確認します。
※OBCManagementStudioをお持ちのお客様はメニュー名や手順が異なります。
手順1.2でも解決できなかった場合にはサポートセンターへお問合せください。
【確認手順】
※メインメニューに[セキュリティ管理]が表示されるお客様と
運用管理ツールをセットアップされているお客様の手順です。
また、()の中の手順は運用管理ツールをお使いのお客様のみ必要な手順です。
1.[セキュリティ管理]-[権限管理]ー[メニュー権限登録]メニューを開きます。
(2.[メニュー権限登録 - 製品選択]画面で「就業奉行」を選択します。)
3.データの修正ができない利用者アカウントを選択します。
4.[タイムカード入力](もしくは[日別勤務データ入力]か
[社員別勤務データ入力])メニューをクリックし、
「入力」にチェックがついているかを確認します。
チェックがついていない場合、チェックをつけて
F12[登録]キーをおして登録します。
5.再度[タイムカード入力]メニューでデータの修正が
できるようになったか確認します。