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Q. タイムレコーダのエラー「E-05」(「メモリーが満杯です」)が表示されたときの対処方法は?(就業奉行V ERP10/V ERP8)
A.
原因・理由
タイムレコーダ上のメモリーがいっぱいになっていることが原因です。

【参考】
タイムレコーダ上に記憶できる打刻件数は、タイムレコーダのメモリ容量に
よって異なります。メモリ容量がいっぱいになると、打刻はできません。

<タイムレコーダのメモリ容量(保持できる打刻件数)>
 ・OGX100シリーズ・・・最大10,000件
 ・OTX300シリーズ・・・最大10,000件
 ・OTX310シリーズ・・・最大 5,000件
 ・SO100シリーズ ・・・最大10,000件
 ・TO300シリーズ ・・・最大10,000件
質問・現象
打刻しようとすると、タイムレコーダの液晶ディスプレイに「E-05」(「メモリーが満杯です」)のエラーが表示されて打刻できません。
回答・対処方法
タイムレコーダ上のメモリー(打刻データ)をクリアする必要があるため、
就業奉行へ打刻データを読み込む際にクリアします。

※就業奉行で打刻データを読み込むことで、読み込み済の打刻データを
 タイムレコーダ上から削除(クリア)することができます。

【手順】
  1.[データ領域管理]-[データ領域選択]-[データ領域選択]メニューで、打刻データを
   読み込むデータ領域を選択します。
  2.[タイムレコーダ]-[タイムレコーダ読込]メニューを選択します。
  3.[タイムレコーダ読込 - 条件設定]画面で、以下の設定をします。
    ・[基本設定]ページ
     打刻データを読み込むタイムレコーダにチェックを付けます。
    ・[処理設定]ページ
     読込設定のチェックが付いている場合は、両方のチェックをはずします。
  4.[読込開始]ボタンをクリックします。読込終了のメッセージが表示されたら、
   [OK]ボタンをクリックして[タイムレコーダ読込]メニューを閉じます。

 
【参考1】
  1台のタイムレコーダを複数のデータ領域で運用している場合には、
  添付のPDFファイル「1台のタイムレコーダを複数のデータ領域で運用している場合の
  操作手順.pdf」をご参照ください。

【参考2】
 
次回以降のエラーを防ぐためには、メモリ容量がいっぱいになる前に
 打刻データを就業奉行に読み込み、
タイムレコーダ上から打刻データをクリアする
 必要があります。
 
以下の計算式で、打刻データを記憶できる日数を確認します。
 
打刻データを記憶できる日数
 
=メモリ容量÷(社員数×社員1人の1日あたりの打刻件数)
   
※メモリ容量は、[原因・理由]欄をご確認ください。

 
(例)
メモリ容量 10,000件、社員数200人、
  
1
日あたりの打刻件数は2回(出勤時と退出時のみ)の場合
  
10,000
÷(200×2)=25
  
1
ヵ月に12回、打刻データを就業奉行へ読み込み、タイムレコーダ上の
    打刻データをクリアする必要があります。

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