シミュレーション用の会社データを作成し、
償却方法変更を行うことでシミュレーションを行えます。
具体的な手順は以下の通りです。
【1】バージョンの確認
メインメニュー画面右上の[ヘルプ]-[バージョン情報]より、
製品がバージョン 2.00以降である事をご確認ください。
※バージョン 2.00以降でない場合は、最新版をインストールしてください。
【2】バックアップの作成
[随時処理]-[バックアップ]メニューより、バックアップを作成してください。
操作方法は関連FAQ『データ領域をバックアップするには?
(奉行iシリーズ) 』をご確認ください。
【3】バックアップの復元
[データ領域管理]-[バックアップ/復元]-[バックアップ復元]メニューより、
手順【2】で作成したバックアップを復元します。
操作方法は関連FAQの「データ領域のバックアップを復元するには?
(奉行iシリーズ)」をご確認ください。
以下の操作は復元した会社データで行ってください。
【4】会社名の変更
[導入処理]-[会社情報登録]メニューより会社名を変更します。
(例)OBC商事株式会社(シミュレーション用)
【5】翌会計年度の作成
※シミュレーションを行う翌会計期間がない場合に行ってください。
(翌会計期間がある場合は【6】へ進んでください。)
[決算処理]-[期末処理]-[翌会計年度作成]メニューより、翌会計期間を作成し、
資産データを翌会計期間へ移行してください。
※操作方法は関連FAQ『会計期間を翌期に移行するには?(奉行iシリーズ)』を
ご確認ください。
【6】償却方法を変更
[資産管理]-[償却方法変更]メニューの「償却方法変更 -条件設定」画面で、
各項目を以下のように設定します。
■更新内容
・[更新内容]-[償却方法]
[定額法]-[新/旧定額法]を選択します。
・[更新内容]-[耐用年数から経過年数を控除する]
耐用年数から経過年数を控除する場合はチェックをつけます。
■更新対象
・[更新対象]-[対象資産]
対象となる資産を選択します。
※Bシステムをご利用の場合、選択できません。
・[更新対象]-[償却方法]
「200%定率法」、「250%定率法」、「旧定率法」を選択済項目へ
移動させます。
※その他、対象となる資産の絞り込む条件がある場合は、
[詳細条件]タブと[付箋]タブで設定を行ってください。
設定が完了したら、[画面]ボタンをクリックしてください。
償却方法変更を行う資産にチェックを入れ、[F2:実行]ボタンを
クリックしてください。
「バックアップ確認」画面が表示されますが、「いいえ」ボタンを
クリックしてください。
償却方法変更の確認メッセージが表示されますので、
「OK」ボタンをクリックし実行してください。
【7】金額の確認
手順1~6にて作成した、シミュレーション用のデータにて
固定資産台帳などを使用して、償却額等の金額をご確認ください。