すべての伝票を削除し、伝票登録前の状態に戻す必要があります。
上記のいずれかに該当する場合で会計期間・入力開始月を変更するためには、すべての伝票を削除し、伝票登録前の状態に戻す必要があります。
登録前の状態に戻すには[会社データ初期化]メニューを実行します。
この会社データ初期化を実行することにより、登録されているすべての伝票データ、日報データ、履歴データなどが削除されます。
登録済の伝票データおよび日報データを残したい場合は、登録済のデータを転送、受け入れ直す作業が必要になりますので、次の手順を参考にしてください。
【注意!】
◆ [会社データ初期化]メニューを実行することにより、条件設定によってはすべての
残高・発生金額を「0」にします。
処理を実行する前に、念のため[随時処理]-[データコピー処理]メニューで、
バックアップを作成しておくことをおすすめします。
◆ 会社データ初期化により、仕訳伝票データだけでなく履歴データもすべて初期化されます。
電子データ保存を選択している場合には、この対処方法は行わないでください。
《登録されている伝票データや作業日報データを残す場合は以下の処理を行います。》
◇ 「仕訳データ」を残す場合
【1】 [日常処理]-[仕訳処理検索]メニューを選択します。
【2】 [日付範囲設定]ページで検索範囲が全範囲になるように設定します。
【3】 [転送]ボタンをクリックします。
【4】 「転送項目指定」画面が表示されますので、[出力内容]を「汎用データ受入形式」とし、
[OK]ボタンをクリックします。
【5】 「転送条件指定」画面が表示されますので、「出力先」を指定します。
【6】 [実行]ボタンをクリックして実行します。
◇ 「作業日報データ」を残す場合
【1】 [作業時間管理]-[作業日報入力]-[作業日報入力]メニューを選択します。
【2】 [印刷等]([F2]キー)ボタンをクリックします。
【3】 [日付範囲指定]と[社員範囲指定]を全範囲になるよう設定します。
【4】 [転送]ボタンをクリックします。
【5】 「転送条件指定」画面が表示されますので、「出力先」を指定します。
【6】 [実行]ボタンをクリックして実行します。
《[会社データ初期化]メニューを実行し、会計期間を変更します。》
【1】 [機能]-[会社データ初期化]メニューを選択します。
【2】 A・Bいずれかの方法によって初期化する会社データを選択します。
A : マウスで選択する会社をダブルクリックします。
B : [↑]キーや[↓]キーで選択する会社にフォーカスを合わせ、[Enter]キーを押します。
【3】 「この会社データを初期化します。よろしいですか?」というメッセージボックスが
表示されますので、必ず伝票削除対象の会社であることを確認します。
【4】 [OK]ボタンをクリックして実行します。
※ 期中導入の場合、「入力開始月より前の期間の発生金額も初期化しますか?」
というメッセージボックスが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
【5】 [導入処理]-[会社情報登録]メニューを選択します。
【6】 [基本設定]ページの「会計期間」、または「入力開始月」を変更します。
《転送した伝票データや作業日報データを受け入れ直す場合は以下の処理を行います。》
◇ 「仕訳データ」を受け入れる場合
【1】 [随時処理]-[汎用データ受入]メニューを選択します。
【2】 「汎用データ受入 条件設定」画面が表示されますので、[編集しながら受け入れる]
チェックボックスのチェックを付けず、[伝票No.指定]リストボックスで
「データ上のNo.を指定する」を選択し、「フォルダ+ファイル名」に上記「仕訳データ」を
残す場合の【5】で指定した出力先を入力します。
【3】 [OK]ボタンをクリックして実行します。
◇ 「作業日報データ」を受け入れる場合
【1】 [作業時間管理]-[作業日報入力]-[汎用作業日報受入]メニューを選択します。
【2】 「汎用作業日報受入 条件設定」画面が表示されますので、「フォルダ+ファイル名」に
上記「作業日報」を残す場合の【5】で指定した出力先を入力します。
【3】 [OK]ボタンをクリックして実行します。
【注意!】
会計期間・入力開始月を変更することによって、登録済みの伝票日付が変更後の会計期間の範囲外になってしまう場合には、その伝票は原則として復元することはできません。