回答・対処方法

算定基礎（月額変更）の処理時点で70歳以上被用者に該当しない場合、厚年標準報酬は自動更新されません。したがって、社員情報更新画面では横線（−）で表示されます。

＜算定基礎が処理済の70歳以上社員の例＞
「100000：山田　一郎」の生年月日は1949年5月1日（2019年5月1日に70歳に到達）のため、算定基礎の処理時点で70歳以上被用者に該当しており、厚年標準報酬が表示されます。
「100001：川谷　しげる」の生年月日は1949年7月10日（2019年7月10日に70歳に到達）のため、算定基礎の処理時点で70歳以上被用者に該当しておらず、厚年標準報酬が横線（−）で表示されます。


【参考】
　算定基礎（月額変更）の処理時点で70歳以上被用者に該当しなかった社員の処理方法
　１.「70歳以上被用者該当届」（以下、「70歳到達届」）を提出します。（※）
　２.社員情報登録で、厚生年金保険の標準報酬を「１.」で届け出た報酬に変更します。
　（※）70歳到達届は給与奉行では対応していません。手書きでご提出ください。
　　　　70歳到達届に関する詳細は、日本年金機構のホームページをご参照ください。

関連FAQ

  ・70歳以上の社員なのに算定基礎(月額変更)処理画面で厚生年金の決定の標準報酬月額が計算されます（奉行ｉシリーズ）
  ・70歳以上の算定基礎処理、月額変更処理について（奉行ｉシリーズ）
  ・算定基礎処理の備考欄に「70歳以上被用者」の表示が出る社員と出ない社員がいる（奉行ｉシリーズ）