回答・対処方法

要約設定では、[合計残高試算表] の「要約印刷」で、複数の総勘定科目（内訳科目）を１つの科目（要約科目）に合計して印字するように設定を行います。
操作方法は、以下の通りです。

《要約設定》
　1.[日常処理1]-[合計残高試算表]-[要約設定]メニューを選択します。
　2.[要約設定]画面が開きますので、要約設定形式として「現預金内訳」「棚卸内訳」のうち
　　いずれかを選択し、[OK] ボタンを押します。
　3.[総勘定科目] リストで一覧表示されている総勘定科目の中から、内訳科目（要約元）と
　　なる総勘定科目を選択し、ダブルクリックするかキーボードの［Enter］キーを押します。
　4.選択した内訳科目（要約元）が現在どの科目に要約されているかが[要約科目] リストに
　　表示されます。
　　同時に、要約科目（要約先）となりうる科目が［要約科目］リストに一覧表示されています。
　　この中から内訳科目（要約元）をどの科目に要約するか選択し、ダブルクリックするか
　　キーボードの［Enter］キーを押します。
　5.要約科目名を指定して、[OK]ボタンをクリックして登録します。

《要約解除》
　他の科目に設定した要約を解除するには、《要約設定》の操作方法4.において、[要約科目]
 　リストで選択する要約科目（要約先）を、[総勘定科目] リストで選択した内訳科目（要約元）
 　と同じコードにします。

《要約名指定》
　[要約科目] リストから要約科目を選択後に入力する要約科目名が、[合計残高試算表] の
　「要約印刷」で使用されます。

【参考】
　[要約科目] リストでは、他の科目を要約科目（要約先）に指定している科目の前に「*」マーク
　が表示されます。よって、この設定を解除しない限り、「*」マークが付いている科目を要約科目
　（要約先）に指定することはできません。

【注意】
　■現預金内訳 形式
　　「現金科目・預金科目」については、システムで固定で要約設定されているため、変更する
　　ことはできません。要約科目名称のみ変更可能です。
　■棚卸内訳 形式
　　「棚卸資産科目」については、システムで固定で要約設定されているため、変更することは
　　できません。要約科目名称のみ変更可能です。

下記の設定例も参考にしてください。
（例）「棚卸内訳」で、「701給与手当」と「702雑給」を、「701給与等」に要約する場合

1.[日常処理1]-[合計残高試算表]-[要約設定]メニューを選択します。
2.[要約設定]ダイアログボックスで、要約設定形式として「棚卸内訳」を選択し、[OK]ボタンを
　押します。
3.[総勘定科目] リストの中から、「701給与手当」を選択します。
4.[要約科目]リストの中から「701給与手当」を選択して、要約科目名を「給与手当」から
　「給与等」と入力し直し、[OK]ボタンをクリックして登録します。
5.再度、[総勘定科目]リストの中から、「702雑給」を選択します。
6.[要約科目]リストの中から「701給与等」を選択して、要約科目名はそのままで[OK]ボタンを
　クリックして登録します。

関連FAQ

  ・合計残高試算表における「印刷行数」と「要約科目数」の関係について（奉行21シリーズ）