企業の中枢を担う基幹業務の周辺には、様々な問題や課題が存在しています。それは各企業それぞれ異なり、決して画一的でないため、講じる策も一通りではありません。これまで、このような基幹業務周辺の問題や課題、特に業務付加領域(※)における改善を、OBCでは奉行製品や関連セミナーで提案してきました。このような経緯のなかで、奉行i8シリーズが発売されたことは、奉行ユーザーにとって大きなメリットを生みました。それは、奉行オプション製品の選択肢が増えたことです。
奉行オプション製品とは、支払管理、入金管理、勤怠申請ワークフローなど、特定の業務領域に特化した機能を持つ製品で、システム化による効率化効果が特に高い業務にフォーカスし、製品本体に追加することによって業務の大幅な改善を図ります。システムのカスタマイズは高価で、従来業務との比較で導入を諦めてしまうこともありますが、奉行オプション製品なら、奉行シリーズとの連動性が保証されるのはもちろん、柔軟性があり、各企業の特性に合ったシステムを構築できるので、負担をかけずに、業務付加領域の改善や抱えている様々な問題・課題を解決することができます。
※業務付加領域とは
企業の中心業務である会計・給与・販売管理に発生する未システム化領域のこと。システム化されていない、あるいはシステム同士がつながっていない状態を解消することで、財務会計・人事給与・販売管理の各業務のさらなる生産性、効率性、正確性が向上します。奉行i8シリーズでは、10以上のオプションや連動製品を取りそろえ、導入当初から付加領域の見直しが図れます。
奉行オプションシリーズは、従来はカスタマイズで対応していた要望の多い機能を汎用化し、パッケージ化したものです。奉行 i 8 シリーズと奉行オプションシリーズを組み合わせることで、業務に合わせたシステムを簡単に導入できます。