回答・対処方法

通勤手当を2ヶ月、3ヶ月または6ヶ月ごとに一括支給している場合には、
これを月割にして1ヶ月あたりの額を各月に算入する必要があります。
給与奉行では、自動的に1ヶ月あたりの額を算出しています。
通勤手当の社保報酬（[導入処理] - [給与体系登録] - [勤怠支給控除項目登録]）の設定が
「金銭」か「現物」かによって、[算定基礎（月額変更）処理]メニューの、
「通貨による額」または「現物による額」に算入します。

また、通勤手当の支給について、通勤手当1〜通勤手当3を使用して複数の支給方法を
設定している場合でも、社員情報から自動的に１ヶ月あたりの額を求め、
報酬として各月に算入します。
※【例】をご参照ください。

【例】3ヶ月ごとに一括支給している通勤手当と、支給間隔を「毎月」としている通勤手当場合
　　　
　　　[給与賞与] - [給与処理] - [給与処理]メニュー
　　　F11[付加情報]キーをクリックし、[その他]ページの社保報酬額（金銭）または
　　　社保報酬額（現物）の通勤手当をご確認ください。
　　　
　　　上記のように１ヶ月あたりの通勤費を自動計算しています。

なお、以下に該当する場合は、通勤手当分を手計算して、
[算定基礎（月額変更）処理]メニューの「通貨による額」又は「現物による額」を
直接修正してください。

●支給間隔が「2ヶ月」、「3ヶ月」、「6ヶ月」で、かつ、支給方法が「一括」のとき、
　 [給与処理]メニューにて通勤手当を手入力していて、F11[付加情報] の
　 [その他]ページの通勤手当を手入力していない場合
　※月割支給している場合には、[給与処理]画面で直接入力した金額が反映します。

関連FAQ

  ・[給与処理]メニューの[明細付加情報]に記載されている『通勤手当』はどの項目のデータが集計されますか？（奉行Ｊシリーズ）
  ・通勤経路が変わった場合、算定基礎（月額変更）処理画面の「通貨による額」・「現物による額」にはどのように集計されるか？（奉行Ｊシリーズ）