よくあるお問い合わせ(FAQ)詳細

【文書番号】 20124

【更新日】 2021/06/25


【対象商品】給与奉行iシリーズ

Q

賞与の健康保険、介護保険、厚生年金保険の計算方法について(奉行iシリーズ)


A
質問・現象

賞与から保険料を控除するときには、どのような計算方法や端数処理を行っていますか?


回答・対処方法


賞与の保険料は以下のように計算されます。

保険料 = 基準額× 被保険者分保険料率

【基準額について】
 [導入処理]-[給与体系登録]-[勤怠支給控除項目登録]-[勤怠支給控除項目登録]メニューで
 項目種別に「賞与」を選択し、[支給]ページの「社保報酬」が
 「1:集計する(金銭)」「2:集計する(現物)」に設定されている項目の合計額を
 1,000円未満切り捨てた額を、保険料を求める際の「基準額」とします。


社保報酬が健康保険、介護保険、厚生年金保険それぞれの
標準賞与限度額を超えた場合には、標準賞与限度額を社保報酬とします。
標準賞与限度額は、健康保険の場合には年間(4月〜翌年3月)賞与累計額573万円、
厚生年金保険の場合は賞与1ヶ月あたり150万円が限度額になります。

ただし、介護保険については、健康保険の端数処理対象の設定
([導入処理]-[運用設定]-[社会保険設定]-[健康保険区分登録]メニューの
 [保険料率設定]ページで設定)が、
「1:健康保険+介護保険」の場合は、以下のように計算されます。

介護保険料 = 基準額 × ( 健康保険料率 + 介護保険料率 ) − 健康保険料

※保険料率および円未満の端数処理は、
 健康保険・介護保険は[健康保険区分登録]メニューの[保険料率設定]ページ、
 厚生年金保険は[厚生年金保険区分登録]メニューの[保険料率設定]ページの設定に
 したがいます。


関連FAQ

  ・賞与処理で、「健康保険料」が0円で表示される(奉行iシリーズ)
  ・賞与処理で、「厚生年金保険料」が0円で表示される(奉行iシリーズ)
  ・賞与処理で、「介護保険料」が0円で表示される(奉行iシリーズ)
  ・賞与処理で、「雇用保険料」が0円で表示される(奉行iシリーズ)


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