徴収開始月になった後に届出書を登録したなどで、
「未更新」の過去分のデータが表示されている状況です。

[標準報酬改定一覧表]メニューでは、月額変更処理 、算定基礎処理 で
登録されたデータが確認できます。
※以下のデータは集計されません。
　・届出書が「0：届出不要」の社員
　・更新状況が「更新済」の社員

過去分のデータを標準報酬改定一覧表に表示したくない（削除する）場合は、
以下のどちらかの操作を行ってください。
・届出書の登録データを残す方法
・届出書の登録データを削除する方法
詳細な操作方法は以下に記載します。

■届出書のデータを残す方法
　1.[随時処理]-[バックアップ]メニューを選択し、最新のバックアップをとります。
　2.[標準報酬改定一覧表]メニューで不要なデータの「区分」欄を確認します。
　
　3.「区分」欄に書かれた届出書の作成メニューを選択します。
　　（今回の例では区分が算定のため、[算定基礎処理]メニューを選択します。）
　4.[標準報酬改定一覧表]メニューの適用年月と選択したメニューの
　　「適用年月」が同じになるように条件設定をします。
　
　5.[OK]ボタンをクリックして対象の社員を呼び出します。
　6.「届出区分」を「0：届出不要」に変更してF12[登録]キーを押します。
 
　　※「届出不要」にした場合、届出書の提出ができなくなります。
　　　　提出が必要な場合は提出後に変更してください。
　　※「届出不要」にした場合、標準報酬の改定が行われなくなります。

　7.再度[標準報酬改定一覧表]メニューを開き、不要な過去分のデータが消えたか
　　ご確認ください。

■届出書の登録データを削除する方法
　1.[随時処理]-[バックアップ]メニューを選択し、最新のバックアップをとります。
　2.[標準報酬改定一覧表]メニューで不要なデータの「区分」欄を確認します。
　
　3.「区分」欄に書かれた届出書の作成メニューを選択します。
　　（今回の例では誤って登録した不要なデータの区分が月変のため、
　　　[月額変更処理]メニューを 選択します。）
　4.[標準報酬改定一覧表]メニューの適用年月と、選択したメニューの
　　「改定年月」が同じになるように条件設定をします。
　
　5.[OK]ボタンをクリックして対象の社員を呼び出し、
　　表示したデータを削除してよいか確認します。
　6.F10[中止]キーを押し、F12[閉じる]キーを押してメニューを閉じます。
　7.[随時処理]-[処理状況初期化]-[処理済データ削除]メニューを選択します。
　
　8.処理対象を「社会保険」に変更して、「月額変更」にチェックをします。
　9.処理対象期間を確認します。
　　期間が異なる場合は、[期間指定]ボタンをクリックして設定します。
　10.範囲指定で対象の社員の社員番号を上も下も入力します。
　　※絞り込みを行わない場合全社員のデータが消えてしまうため、
　　　 必ず社員番号を入力して範囲指定を行ってください。
　11.[OK]ボタンをクリックします。
　12.バックアップ確認の画面が出てくるため、
　　　[はい]をクリックしてバックアップをとります。
　
　13.「以下のデータの処理済データを削除します。よろしいですか？」と表示されます。
　　　届出書の名前が正しいかを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
　
　14.再度[標準報酬改定一覧表]メニューを開き、不要な過去分のデータが消えたか
　　　ご確認ください。