スペシャル・コラム
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<ビジネスのすきま>第二回:優秀な人材をいかに見つける?
会社名:株式会社モーラネット
投稿者名:ブロードバンドサービス事業部
「遠隔面接」で人材確保
 
「遠隔面接」で人材確保

■そもそも優秀な人材とは
企業が望む優秀な人材。と、一言でいっても企業によってさまざまだろう。
若くて元気な人、営業の経験者、分析力に長けている、マネージメント能力が高いなど、部門や状況によってもまた様々だ。しかし、大部分の企業が本当に欲しい人材は、困難な環境においても、冷静でポジティブに行動できる人材。実は、目に見える技術や能力は二の次ではないだろうか。

■優秀な人材はどこにいる?
かつて、私の部下に地方から働きにきた優秀な人材がいた。家出同然で知人を頼り上京、住むところも定まらないまま職を探しに来た彼女は、面接の時、「もう家には帰りません。」という。業界経験も少なく、まずは事務的な雑用として来てもらったのだが、連日遅くまで良く勉強し、期待以上の業務をこなしてくれた。更に企画書を書かせると、本業であるディレクターよりも魅力的な企画が上がってくるのだ。この家出娘はその後、ネットショップを立ち上げ独立。現在はまんまと?玉の輿という人生を歩んでいる。

■Uターン、Iターンを狙え
私は、短い時間の面接だけでは、本当に自社にとって必要な人材か、自社の社風に馴染む人材かなど判断はできないと考えている。優秀な人材である可能性が高い低いで判断することにしている。もちろん経歴や印象、面接時のコミュニケーションが大きな判断材料となる。しかし、見逃せないのはUターン、Iターンである。「隠れた能力」が開花する可能性が隠れているのではないだろうか。
インターネットの普及により、人材募集に関する選択肢、エリア共に広がっている。しかし、問題は遠方の希望者との面接だ。遠くからわざわざ面接にやってきた人を断る場合も考慮すると、もっと簡単に面接できると多少は気が楽ではないだろうか。

■こうやって面接する
大容量データを低価格で送れるようになった近年のインターネット環境、いわゆるブロードバンドが普及してきたこの時代ならではの遠隔面接方法をご紹介しよう。
企業側で用意するものは、インターネットに接続できるPC、カメラ、マイク、インターネットを利用するWeb会議サービス。面接を受ける側で用意するものは、インターネットに接続できるPC、カメラ、マイク。カメラとマイクのセットは、ビックカメラなどの量販店なら数千円で手に入る。面接を受ける為の交通費や宿泊費を考えれば安いものだ。あとは、各種告知方法で募集、面接希望者とスケジュール調整を行うだけだ。その程度の準備だけで十分遠隔面接を実現できる。


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https://www.obcnet.jp/busi/moranet/

■解説:地域別雇用者数
東京と千葉、埼玉、神奈川を合わせた1都3県の雇用者数は2003年現在1,747万人で、日本の総雇用者数の27.6%を占めているそうだ。
厚生労働省>平成16年版労働経済の分析より
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/04/